戻る・進む
実行したコマンドで作図編集された図を実行される前の状態に戻す機能が「戻る」、「戻る」コマンドが実行される前の状態に戻す機能が「進む」コマンドです。戻るコマンドはアンドゥ、進むコマンドはリドゥとも呼ばれ、ほとんどのアプリケーションで使用されます。
なお、戻るコマンドが実行されていない状態では、進むコマンドは実行できません。
戻るコマンドの実行方法
- メニューバー【編集】→【戻る】
- ツールバー【戻る】
- 「Ctrl+Z」
- Esc(Escape)キー
進むコマンドの実行方法
- メニューバー【編集】→【進む】
- ツールバー【進む】(ユーザーバーのみ)
- 「Ctrl+Y」
- Shift + Esc(Escape)キー
もともと用意されているツールバーには【進む】コマンドはないようです。ただしユーザーバーでは使用することができます。
使用上の注意点
コマンドを切り換えた直後は、コントロールバーにあるボタンやテキストボックスなどが選択されているため、ショートカットキー「Ctrl+Z」「Ctrl+Y」は利かなくなります。一度作図ウィンドウ内をクリックすると利くようになります。
Escキーはほぼすべての状態で利くようなので、ショートカットキーはEscキーの方が使いやすいです。
戻るコマンドを実行した後に作図編集を行うと、進むコマンドは実行できません。履歴が上書きされるので当然といえば当然ですが、気をつけたほうが良いです。
戻るコマンドが実行できる回数、つまり記憶されている履歴の数はあらかじめ決まっているので注意が必要です。実行できる回数はメニューバー【設定】→【基本設定】の「Undoの回数」で設定できます。回数は1〜100で設定できますが、大きな数字を入れてパソコンのメモリーがいっぱいになるなんてことがないようにしましょう。
