データ整理
データ整理では、重複している余分な線を消したり、描画順を変更したり、文字の角度を統一したりすることができます。
メニューバー【編集】→【データ整理】、またはツールバー【整理】でコマンドを選択できます。
コマンドを選択すると選択範囲を指示しますが、操作方法は【範囲選択】コマンドの範囲内選択と同じですので「範囲選択」ページを参照して下さい。
整理するデータを選択するとコントロールバーが変化します。

重複整理
選択範囲内にある重なっている線や文字を消して、データを1つにします。
重複と判定される条件は同一レイヤであることと、線や円・円弧の場合は同一線色で同一線種、実点の場合は同一線色、文字の場合は同一文字種で同一文字列であることです。
線や円弧の場合は、同一線上・同一円上で少しでも重なっている場合に重複と判定されます。
連結整理
重複整理とほぼ同じですが、同一線上にある2つの線が重なっていないが端点が同じ位置にある場合、重複整理では重複と判定されないのに対して、連結整理ではひとつの線に連結されます。
線ソート
左上の線から描画を始めるように指示します。線以外のデータは線の後に描画されます。
このとき、Shiftキーを押しながら「線ソート」ボタンを押すと上から順に、Ctrlキーを押しながら「線ソート」ボタンを押すと左から順に描画するように指示できます。
線ソート(色別)
線ソートを線色順に行います。
色順整理
線色順に描画します。
文字角度整理
選択した文字の角度を軸角の角度に統一します。角度変更は文字基点「中中」が基準になります。